いま、オークションが美術品売買の選択肢として選ばれています

【オークション】:多くの買い手に値段をつけさせ、最も高い値段をつけた人に売る方法。せりうり。けいばい」-大辞林-

オークションの歴史は古く、紀元前まで遡ります。諸説ありますが、一説によると、戦に勝った戦士たちが自らの武勇伝を話しながら、その戦利品の売買を行ったことが始まりなのだそうです。
その後、オークションを専門に行う企業として、1744年に書籍のオークションから出発したサザビーズ、1766年に美術商が創設したクリスティーズが設立されました。

現在では、世界中のアートコレクターたちが集まり、様々なオークションが開催されています。
オークションで売買される品物は多岐にわたります。絵画など美術品をはじめ、宝石・時計・ワイン・楽器・車や不動産。変わったところでは、ハリウッド映画にエキストラとして出演する権利や、著名な画家に、自宅のプールに絵を書いて貰う権利など。中国の天安門広場に飾ってあった毛沢東の肖像画が出品され、中国国内で大きな議論が巻き起こったというニュースもありました。
このように、非日常的な愉しみを皆さまにお届けするのもオークションなのです。

「プレビュー」に出掛ける

オークション開催前に出品作品を一同に展示するイベントがプレビュー(下見会)です。
通常は、オークション当日の3~4日前から開催しています。プレビューは、オークションへの参加をお考えの方には、オークションカタログやWeb上で見るだけではわからない作品の良さを知っていただけるまたとない機会となります。作品のコンディションを確かめたり、宝石や時計など装飾品は実際に身につけることができます。

また、皆様のご相談・ご質問にお応えすべくスタッフが待機しております。
作品や、作品の購入についてのご質問、購入後のメンテナンスなどに関するご相談にきめ細やかに対応します。
プレビューはどなた様でも無料でご入場いただけます。特に、近代美術オークション、コンテンポラリーアートオークションの下見会には、著名な画家の優品が揃いますので、美術館に遊びに行く感覚でご来場ください。

高額落札に立ち会う

近代美術オークションには、ときに数億円にもなる作品が出品・落札されます。
過去には、2007年5月にパブロ・ピカソの代表的なモチーフのひとつである「画家とモデル」という作品が、エスティメイト(落札予想価格)を大幅に上回る3億1000万円で落札されました。
わずか数分の間に、目の前で数億円まで競り上がっていく様は興奮と緊張の連続です。

ビッドしてみる / 作品を手に入れる

オークションの仕組みが分かったら、是非、最初の1点を購入してみては。
カタログをじっくりながめ、実際に作品を見てあれこれ悩む時間も、オークションの楽しみのひとつです。
不安や疑問がございましたら、いつでもスタッフへ声をおかけください。
「この作品にいくらの価値を見出すか」をご自分の意志において決断するオークションは、大人にだけ許される極上のエンタティメントです。

オークションで「売りたい!」「買いたい!」どんな手順・手数料がかかるの?

さて、実際にオークションで売りたい・買いたい時、どのような手順があり、どのくらい手数料がかかるのか、下記のリンクにまとめました。また、Shinwa Auctionがご提供しているオークション以外の売却方法、「買い取り」「プライベートセール」についてもご紹介いたします。Shinwa Auctionはお客様のご都合・ご要望に合わせて、購入・売却とも柔軟にご対応いたします。